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すべては愛のために:12月24日(水曜日)16:00〜 日比谷スカラ座1 Data
アンジェリーナ・ジョリー姐さんを観るために行って参りました。
アンジェリーナ・ジョリー姐さんは、今回は、Tomb Raderシリーズとは正反対で、どちらかといえば、ものを知らない非常にうぶな上流階級のお姉さんを好演していらっしゃいました。それでも、あのセクシーな唇は全然健在でございましたが......
「10年間にわたる人妻の禁断の愛ってどうよ」という個人的意見もありありなんですが、とりあえあう相手役のクライヴ・オーウェン君もなかなかのイケメンだったので出演者的にはOKだすね〜
それにつけても、人道援助の現実などまるきり知らない、全くのパンピー・Penguinにとっては、なかなかに刺激的な内容であり、生半可なボランティア精神についての熟考を余儀なくさせられるような事柄が描かれていたように思われます。
特に、最後のクライマックス・シーンでは、思わず自分だったら、その瞬間どう感じどう行動するんだろうと、幾度となく思い出しては牛のように反芻いたしました。
あのような状況に置かれたときにも、「今日は死ぬにはいい日だ」と心の底から思えるような生き様をしていきたいにゃ〜......と思う今日この頃のPenguinでございます。
In America:12月24日(水曜日)14:00〜 日比谷シャンテシネ1 Data
祖国で希望を失ってしまったアイルランド移民の物語です。
「マイ・レフトフット」のジム・シェリダン監督らしい、淡々とした作風のアメリカンドリームです。しかし、決してロマンティシズムに走りすぎることなく、移民の厳しさをきちんと描きつつ、そのなかに家族の一員を亡くしたそこはかとない喪失感や絶望感、そしてそこから立ち直る姿をほのぼのと表現できている作品だと思います。
Penguin的には、叫ぶ芸術家マテオ役のジャイモン・フスー君の存在感が結構気になっているんですけど......彼は実は、「グラディエーター」でも気になる役をなさっておられました。
コール:12月24日(水曜日)11:00〜 有楽町プラゼール Data
スチュアート・タウンゼント君とシャーリーズ・セロン姐さんとケビン・ベーコンとダコタ・ファニングが出演し、しかも、親子3人が別々に拉致され短期間に身代金を手中にする頭脳犯の話となれば、思わず見に行きたいと思うんじゃないの?
ダコタ・ファニングちゃんの演技については、文句などございません。ただ、ケビン父さんの残酷さ加減が今一つ切れが悪かったと思うのはPenguinだけでしょうか?
スチュアート・タウンゼント君も「Queen of the Damned」のときと比べるとでんでん美しさに欠けてるし〜。
結局みんないい人なのよ的な終わり方に、ちょびっとだけ不完全燃焼だったPenguinでございました。
In This World:12月17日(水曜日)19:10〜 日比谷シャンテシネ3 Data
マイケル・ウィンターボトム監督のアフガン難民を取り上げたドキュメンタリーで、2003年ベルリン国際映画祭 金熊賞を受賞した映画ということで、予告編からとっても気になる映画でした。
アフガン難民のイギリスへの不法移民という、重〜い題材であることで端から襟を正して観賞に挑みました。デジタルのハンディカメラを用いた映像は、とても映画と思えないリアリティがあり、ニュースで報道される1行ばかりの難民不法入国の言葉の裏に、これだけ凄まじい経緯があることを改めて考えさせられる映画です。
悲惨な旅をひたすら淡々と続けていく主人公の姿が、心にくっきりと焼き付けられた、金熊賞は当然といえる、素晴らしい映画です。
$teal:12月10日(水曜日)11:00〜 有楽町ニュー東宝シネマ Data
スティーブン・ドーフ君の最新作というばかりでなく、「TAXi」シリーズでパワーアップして返り咲いたジェラール・ピレス監督の最新作でもあると、予告編で知ったからには速攻いくでしょ、はやし。
タイトルどおり、盗人を主人公とした映画です。金のためだけじゃなく、スリルを味わうために完璧なる銀行強盗を行う。そのために、体を鍛え計画は代案まで考え抜く。中坊のころアルセーヌ・ルパンに恋していたPenguinとしては、盗みのプロには腰砕け状態です(爆)。それが、スティーブン・ドーフ君なんだから、も〜文句なしでかっこいいですね〜
敵役の1人は「スピーシーズ」で見事な肢体を惜しげなくご披露くださったナターシャ・ヘンストリッジ姐さん。さらに、「ビバリーヒルズ・コップ」のサイコ野郎も懐かしい、怪優スティーブン・バーコフ父さんも「ジョニー・スエード」のブラッド・ピット君ばりのリーゼント鬘を着けて、エキセントリックな裏の顔を持つ神父役をやっておられ、出てくるたびに爆笑です。彼の役者根性には、心底頭が下がります(笑)。
内容的には、正体不明の悪役の扱いがちょっといい加減だったりして(正体を早くばらしすぎだし、シティー分・ドーフ君たちが強盗だとなんで気づいたのかのエピソードが完全に省かれているし)、そういう意味では突っ込みどころも満載ですが、何にも考えずにスッキリしたいときには、ピッタリの映画です。
映像、スタントとも最高のできばえだと思います。Penguinがマイッタと思ったのは、トラックの片輪走行のシーン。あれはもう人間技ではありません。このシーンだけでも観る価値アリだと思います。
Bad Boys -- 2 Bad:12月3日19:00〜 有楽町マリオン日劇1 Data
内職が思っていたより早く終わって、しかもこれからの年末年始おもしろそうな映画が目白おしなこともあり、さらにポイントを稼ごうという思惑もあり、本日2本目に突入ざんす。
チケット売場に着いたのが30前を随分割っていたので、ドキドキしながら劇場に行ってみるとなんだかガラガラ。ロードショウが始まって間がないのに、こはどうしたことなのだろうかっっっと、不安な気持ちで、映画の始まるのを待たされました。
始まってすぐに懸念は消えましたが、それにつけても何故これだけ人が入ってないのか疑問です。
ストーリーもおもしろいし、主役の2人はいうまでもなく(ちょびっとマーティン・ローレンス君が太ったオヤジになってたけど......)、前回登場した楽しい人々--たとえば所長さんとか、あやしいキューバ人のコンビ警官とか--もみんなテンションを保っておられたし、マイケル・ベイらしいスタイリッシュな映像もいつもどおりだし、いったい何がいけないの?
もうすでに、ウィル・スミス君の時代わ終わったってことなのかしら.....盛者必衰なのね〜〜
言うまでもないことですが、何も考えずにスカッと爽快になれる作品です。大画面で是非どうぞ。
Underworld:12月3日10:50〜 日比谷映画 Data
吸血鬼と狼男関連の映画と聞いてPenguinが観に行かないわけがない。だしょ〜
そういうことで、ただ単に上記の情報だけを頼りに観に行きましたが、第1回上映なのに結構客が入ってることにビックリしました。こりは結構期待できるかも〜
映画はPenguinが大好きなブラック・ゴシック系な感じで、Matrix並のVFXありアクションあり、しかも映像も出てくる人たちも ほんとうに綺麗......いや〜見応えアリますな〜 この監督は今後は大チェッキだにゃ〜
ストーリーもアン・ライス以来の新解釈で、バンパイアが血清ビジネスで成功しているという設定とかもPenguin的には大満足でした。
主演のセリーンには、ケイト・ベッキンセール姐さん。チラシでもわかるように、これがカッコいいのなんのって、あなた、もう「パールハーバー」なんかに出てるバヤイじゃないわよ〜って感じ〜、マジ惚れました。ああいうクラシックな正当美女役よりも、ぜんぜん活き活きしてて、新たな魅力が炸裂だと思います。
それから、相手役のスコット・スピードマン君がかわい〜。やはしどうしてもPenguinは、野郎が痛めつけられる映画が大好きなんだな〜っと、再発見した次第です。だって〜狼男に初変身するところの痛そうで辛そうな表情とか、ベッドにくくりつけられて血を採られちゃうところとか、そういう意味での見所満載(爆)!!!
彼は、「死ぬまでにしたい10のこと」の旦那役で最近注目されているらしいですので、こちらもゼシみたいと思いました。
Phone Booth:11月26日17:15〜 川崎チネチッタ5 Data
予告編を見て、ストーリーの斬新さが気に入って観に行って参りました。
今をときめくコリン・ファレル君の最新作です。Penguinはさほどタイプではありませんが、困ったときの顔がちょびっとブラッド・ピット君に似ているので、最近作品ひでりのPenguinとしては、ちょびっとでも気休めにしてしまうのでした。(爆)
内容はCMなどでもご存じだと思いますが、ある男が街角で鳴り響く公衆電話に出てしまうところから悲劇が始まるという設定です。ここのところが、実に斬新だと思いませんか?
エンディングまでそこそこ巧く創り上げておられるとは思いますが、ただ伏線で彼と同じ目に遭わせた人々に関するエピソードが語られているんですけど、その人々が凄い悪人な割に、コリン・ファレル君演ずる広告エージェントは小悪党すぎて、バランスがとれない気がするんですが......。どうせなら極悪非道の悪徳弁護士とかのほうがより面白くなったような心残りのする映画です。
Matrix Revolution:11月19日(水曜日)16:40〜 川崎チネチッタ4 Data
今更言うまでもなく、Matorix3部作の最終章だす。前2作品を見て最期を観ないというわけにもいかないでしょうよ。
今回もワイヤーワークが満載で、そこのところはあまり関心はしないけれど、まあ「英雄」と違ってMatrixは仮想空間だし、だらだらといつまでも飛んでいるのがウザイとしても,そういうことはとりあえず許してさしあげましょう。
お約束のMr.スミス君は、全作よりもいっそう増殖しまくっておられ、キモイやら可愛いやら。つまるところネオ君だってスミス君の愛らしさに辛抱たまらず、我知らず愛してしまっていたんぢゃないか……とPenguinのオコゲ魂が萌えてしまいました(激爆)。
この「Revolution」1作品での完成度としては「?」な部分が残るかもしれないけれども、3作品を1つの物として考えれば、とてもいい終わり方だとPenguinは思います。少なくとも「Terminater」シリーズよりも錬れた仕上がりだと思いました。
それにつけても、Matrixを観るたびに思うのは、光瀬龍さんの先見の明っぷり!! Penguinは「百億の昼千億の夜」と「妖星伝」で人生が変わりました(爆)。
ポロック--2人だけのアトリエ:11月5日(水曜日)10:30〜 日比谷シャンテシネ1 Data
「こんな僕に心をくれた女... 僕はあなたに永遠をあげる...」というキャッチフレーズに惹かれて観に行きました。
後で判明したことですが、実わこれ主役のエド・ハリス父さんの監督作品でもあったんですな〜
若い頃、Penguinも才能ある人の内助の役割を勤めたいと思ったこともありましたが、ポラックのパートナーであるリー・クラズナー女史は、名実ともにそれを実行しておられ、羨ましくもあり、大変そうでもあり、やはり有名人は友達の知人ぐらいの位置がいちばん面白いに違いない……などと怠惰な説にまたぞろ力を得てしまいました。
演技者としてのエド父さんは、文句のつけようがないんですが、監督としても結構ポラックに心酔しておられるようで、ドキュメンタリーチックに仕上げておられました。
ポラックの同僚的画家で、バル・キルマー君が出演しておられ、さらにポラックの最期に同乗したお姉ちゃん役にジェニファー・コネリー姐さんが出ておられ、最近めざましく演技力をつけてこられたその雄姿に思わず拍手したくなりました。
蛇足ですが、エンディング・ロールのBGMが、トム・ウェイツ父さんでした。若い頃から渋かったけど、いまもバリバリ渋くてかっこいいですね〜 あのしゃがれ声。
裸足の1500マイル:11月6日9:30〜 横浜相鉄ムービル Data
ムービルの15周年記念特集ということで、見損ねた「裸足の1500マイル」をこんなところでしかも前売り800円也で観ることができるなんて、なんてラッキーなんでしょう……と思っているうちに、山形へ行く当日まで多忙につき観に行くことができず、荷造りを無視して朝一から観劇ということになってしまいました(爆)。
さて、Penguinは原住民系の文化とかがとっても大好きなところがありまして、一番心酔しているのはアメリカンネイティブなんですけど、アボリジニもむろんとっても興味があります。しかも、この映画はアボリジニの同化政策のまっただ中に起こった実話の映画化という、なかなかに重いところもあり、本当に是非みたいと思っていた1本でした。
見終わった感想としては、「アララトの聖母」同様、人間の傲慢さ浅はかさと残酷さを思い知らされ、虐げられつつ前進していく人々の強さに胸が痛くなりました。
単刀直入に「オーストラリア人ってひどい!!!」などとはとてもいえません。日本人にだって、アイヌをはじめとする山窩や同和などのマイノリティへの迫害の歴史があるわけで、それをきちんと認識したうえで今後どのように償いをしていくかを個々人が考えて行くべき問題なんだと思います。
それにつけても、監督のフィリップ・ノイスって、「パトリオット・ゲーム」とか「硝子の塔」とかでしか知らなかったんだけど、本当はこういう地味なドキュメンタリー作品をつくったりしていたひとだったのね〜 びっくり〜
Kill Bill:10月29日(水曜日)17:40〜 川崎チネチッタ8 Data
だめもとでトライしてみたら、何とか劇場に入れそうだったので早速鑑賞して参りました。
ウマ・サーマンも好きだし、タランティーノも好きだし、とっても期待して観に行きました。思いがけず、ジュリー・ドレフュス姐さんも冷静冷酷な美人弁護士の敵役を好演しておられ、ビックリしました。
さすがに、深作欣二監督に捧げられた作品らしく、全編、日本映画マニアならではの小技+タランティーノの悪のりユーモアが満載で、笑った笑った。巨額を投じて、マジでB級映画を作ろうという心意気が、スバラシイです。まったく。
観ればわかることですけど、来年4月に上映されるという「Kill Bill 2」が待ち切れましぇん、というのが鑑賞後の感想です。っていうか、「Kill Bill 2」見ないと話が読めないし〜
Identity:10月29日(水曜日)15:20〜 川崎チネチッタ10 Data
怪優ジョン・キューザック君が出演している、というだけでもうすでに十分アヤシイ内容を想像できるのに、出演者をチェックすると名だたる怪優がゴロゴロしている。
たとえば、レイ・リオッタ(「ハンニバル」「不法侵入」)とかジョン・C・マッギンリー(「セブン」「プラトーン」)とかアルフレッド・モリーナ(「フリーダ」「レイダース/失われたアーク」)とか......どいつもこいつも皆アヤシイ......アヤシすぎる。
このゴロゴロの俳優さんたちは、どいつもこいつも火サスでいうと必ず犯人役を行う人たちなので、こんな読めないスリラーってないと思うでしょう。
とにもかくにも、冒頭シーンから伏線張りまくりで、混乱させられっぱなし、Penguinは途中で、犯人役がわかったけれども、それでも最期まで大どんでん返し続きです。
というわけで、ネタバレになりそうなことはかつての「6センス」よりも言ってはいけないと人間として判断いたしましたので、ここでは一切ふれないことにいたします。
ぜったい、面白いです。おもいっきり騙されてください。
Matchstick Man:10月24日14:00〜 横浜ムービル Data
我ながら凄〜く気に入らないのだけれど、なんだか気になってしまう「いち・にー・さぁ〜ん」のニコラス・ケイジ君の出演作で、リドリー・スコット監督の作品ともなれば、やはり観に行っちゃうわな〜。
相手役は、いま旬の役者サム・ロックウェルで、これがまたいかにも怪しさ爆発で、いい感じを出しておられます。
キャッチフレーズの「絶対キレイに、だまされる」というのに、期待をしていった割には、Penguin的発想からは予定調和的な終わり方で、ちょびっと納得いかない部分もありましたが、キャッチを頭から外して鑑賞すれば、うまい出来上がりではないかと思いました。
陰陽師U:10月22日11:00〜 有楽町マリオン日劇1 Data
岡崎玲子先生の「陰陽師」の進みが悪く、いささか欲求不満気味なところで、映画ができたとなればとりあえず観に行くでしょうって想像はつきますよね〜
そのと〜ぅりです。
でも、あまりお金だして観たいとわ思わなかったので、銀座界隈の映画館協賛のスタンプラリーでため込んでGETしたタダ券で観ることにしました。
このタダ券、6回銀座で映画を観てスタンプをもらうとタダで映画を観られるというもので、3回分だとドリンクというものでした。
勝手に映画館の入り口にこのカードを持っていって観るのですが、どうやらドリンクもサービスしてくれるとのことで、ちょびっと得した気分だす。
そうそう、映画ですが......今回も野村萬斎君が晴明ををやるわけで、それはでんでん問題ないんですが、相手役がちょびっとアヤシイ。深キョンに中井貴一って......どうよ?????? っと端から思っていたとおり、やはしTの方がでんでんよかったです。
ただ、マニアック向けには、出雲族とか、女装とかでてきて(ネタバレだすね)、それなりに楽しめました。
お金はあまり払いたくないとはいっても、ヴィデオで観るとVFXがショボくて哀しいかも……
S.W.A.T.:10月15日(水曜日)18:25〜 川崎チネチッタ11 Data
本当は、S.W.A.T.フェチのお友達のほうが観に行きたいと言っておられ、私も彼女と一緒に観に行こうと思っていたのですが、たまたま本日は時間の都合のあうものがこれしかなく、ついつい先駆けしてしまいました。ごめんなさいね〜
というわけで、とくに“S.W.A.T.”を観たいがために行ったのではありませんが、かの存在感が希薄な名優サミュエル・L・ジャクソンが隊長役だし、今度観ようと思っている「フォーンブース」のコリン・ファレル君が主役だし、観ておいて損ではない程度のノリでした。
さて、まずビックリしたのがサミュエル父さん。その絞った体たるやますます年齢不詳。コリン・ファレル君ももっとムキムキしていると思っていたら、ぜんぜんスレンダーで、筋肉的にはピアーズ・ブロスナン君みたいな、細いけど頑張ってつけてますってな感じで、好感度UPだす。Penguin的にはあの筋肉の上にもうちょびっと脂肪がついているとベストなんですけどね〜 まあ、誰もPenguinのために体なんか作ってくれてるわけじゃないんですけど(爆)
内容的には、言わずと知れた“S.W.A.T.”もので、安心して観られます。町中が襲ってくるっていうのが、幾分これだけ? 的なところはありましたが、「28日後」みたいなことになると、どうやったって2時間じゃ終わらなくなるから、こんなもんでしょうな〜
アララトの聖母:10月8日18:30〜 日比谷シャンテシネ2 Data
この映画のベースにあるのは、20世紀初頭に起こったトルコによるアルメニア人の大虐殺の事件です。トルコ政府は、現在でも完全否定しているようですが......
もちろんPenguinも、ヒトラーが「アルメニアに起こったことを誰が覚えているだろうか?」といったように、この映画を見るまではまさにまるっきり知らない状態でした。
そういう、非常に重い事件の映画化を劇中劇として描きつつ、劇中劇の中心人物として取り上げられた画家アーシル・ゴーキーと映画製作に関わる人々を描いた映画です。
見終わって、ああすっきりというわけにはいかない映画です。21世紀を創り上げるべき人間として、どのような道を創出するかを深く考えさせられる映画です。
ヴィデオでもいいですから、絶対に観てください。
サハラに舞う羽:10月3日(金曜日)18:40〜 横浜ムービル Data
コスプレ系で砂漠……ってぇと思い浮かぶのが「アラビアのロレンス」
あぁ ウットリ ♪・:*:. ( ̄*§
まあ「砂漠のライオン」でもいいけど......そして、いつまで経っても化け物的に可愛いあのゴールディー・ホーン姐さんの一人娘であるケイト・ハドソンが出てるとなれば、とりあえずは行かないとね〜
そういう意味では思い入れいっぱいで観にいったPenguinも悪かったけど、ストーリーが完全に、だからどうしたって感はまぬがれませんな。ケイト・ハドソンも可愛いし、ヒース・レジャーだって充分イケメンで、配役的には問題ないのに......
予告編では“あんな砂漠の土地のために戦うのは何のためだ〜〜”的な台詞がクローズアップされていたように思えたので、てっきりそういう深遠なる想いのためにやめるんだな〜と勝手ながら思いこまされ、次に“友のために戦う”ってフレーズを信じて、いろいろ妄想が沸きに沸いていたのに......。
完全に裏をかかれたのは、まずヒース・レジャー演じる主人公ハリーの除隊理由が単にボンボンで怖かったから......。さらに、“友のために戦う”ために行った戦場も、中途半端に軍隊の近くをうろうろするだけ。やっと戦ったと思ったら、敵方の騎馬突撃に混じってたり......をいをいもうトホトホだぜ〜。
壮大な歴史ロマンだと思ったのに〜、みんなに愛され切っているお金持ちのボンボンの、ただの情けない若気の至り談でした。
Life Of David Gale:10月1日18:40〜 日比谷シャンテシネ2 Data
怪優ケビン・スペイシー君の最新作であり、しかも「衝撃的なラストシーン」となれば、観ないわけにはいかないと思いつつ時間ばかりが過ぎてゆき、ロードショウも終わりの今頃になって、それでもまだやっているのなら、やっぱり絶対面白いに違いないと踏んでようやく観ることができました。
「衝撃的な」というのだから、ラストがどうなるかはあるていど知れているとはいえ、ケイト・ウィンスレットと○○という名優も出演しているとあって、一筋縄ではいかないだろうと予想はしておりましたが、なかなかに佳い出来だったと思います。
それでも、あまりにも伏線がストレートすぎるので、半ばぐらいで大筋はほとんど読めてしまいましたし、ストーリーもあざとすぎますが、それでも退屈することなく最後まで観ることができました。
ヴィデオでも十分見応えがあると思います。死刑制度についての是非ということを、自分なりに考えてみるためには、いい契機となるのではないでしょうか。
Frida:9月24日(水曜日)18:55〜 川崎チネチッタ2 Data
フリーダ・カーロといってもご存じかどうか......簡単に言うとチラシでもわかるように、眉の間がつながっているとても濃ゆくて美しい顔立ちのお姉さんで、20世紀初頭に活躍したメキシコの女流シュールレアリスム画家さんです。実のところPenguinは10年来のファンだす。オキーフとか、マルグリッドとかも好きだけど......
Penguinが好きなぐらいですから、まあ一筋縄でわいかないだろうとお察しがつくかもしれませんが、美しくもグロい絵を描く天才です。マルグリッドよりグロい画風だにゃ〜。
そんな彼女の生涯を描いた作品ですが、フリーダ役のサルマ・ハエック姐さんの意気込みが凄いので、こちらも本物と見まごうばかりのフリーダぶりで、ストーリーも随分現実に即して書かれているようです。
彼女の生涯は、少女時代に交通事故で背骨を折ってその後遺症に加えて、幾度もの流産、夫の浮気などなどに生涯苦しんだという凄まじいものですが、決してそれだけではなく、自らも恋多き女として情熱的に生きることを楽しんだ人でもあります。
この映画を観るまでは、イサム・ノグチとの恋愛ぐらいは知っておりましたが、よもや共産主義の熱心な活動家だったとか、かのトロツキーとも浮き名を流していたとは知りませんでした。
ともかくも、出演者が凄い。フリーダのおレズダチの写真家にアシュレイ・ジャド。その旦那シケイロス役にアントニオ・バンデラス。トロツキー役にジェフリー・ラッシュ。ネルスン・ロックフェラー役にエドワード・ノートン……と出てくるわ出てくるわ、まぁ〜みんなフリーダのこと好きだったのね〜って感じでした。
Tomb Raider 2:9月24日(水曜日)15:50〜 川崎チネチッタ8 Data
言わずと知れたアンジェリーナ・ジョリー姐さんカッコよさ満載の、宝探しRPGシリーズ第2弾です。
何も考えずに、ただただアンジェリーナ姐さん演じるララ・クロフトの“んなわけあり得ないし〜”的なカッコよさを楽しめばいい作品です。
それにつけても、めざとく見つけてしまったのは、ララ姐さんがボートに持ち込んだノートブックが、Penguinもサブ・マシンとして使わせていただいているパナソニックのLet’s Noteシリーズ(ちなみにPenguinのはヤフオクでGETしたCF-R1だす)だったこと、それからデジタルカメラもパナソニックのD-snapだったこと。機能としてあ〜んなことまでできるかどうかは“マユツバ”ものですが、まあフィクションだから何でもアリってことで......
永遠のマリア・カラス:9月24日(水曜日)10:30〜 新宿スカラ座3 Data
以前誰かが「マリア・カラスを聞いたら彼女以外は聞けなくなる」というような評をどこかで書いていたことが、脳裏に残っていて、いまごろ? の感もなきにしもあらずだったけれど、ロングランを続けていることもあり、観に行って参りました。
そういうPenguinの小学校は、音楽教育とかに割と熱心で、才能がある子は2年生から音楽部か合唱部に入れられて、毎朝の歌の録音とかコンクールとかに邁進するような所でした。Penguinは、運悪しく才能を認められず(爆)、希望者として3年になってやっとはれて合唱団に入部させてもらいました。そのころ、小学校から歩いて2,3分の高校合唱部には、美声のソリストがおられ、発表会を観に行くたびに、このようになりたいと夢を膨らませておりました(才能は皆無だけど)。
そんなこんながありまして、Penguinは声楽が大好きです。オペラは、お金がないことがあり、出演者が不必要に太っている場合が多いので観に行ったことがありませんが、見目麗しく美声の持ち主のリサイタルは、なけなしの財布をはたいて観に行ってます。
この映画はマリア・カラスの最晩年を描いた作品としか知らずに観に行ったのですが、はじめのシーンでいきなり、ジェレミー・アイアンズ君が登場してきたときには、ビックリしてのけぞりました。しかもホモ役!!!!!! あぁ当てはまりすぎ〜 ジェレミー君はマリア・カラスを支えるプロデューサー役で出ておられました。作品中出まくりで、Penguinはいたく満足いたしました。
そうそう、肝心のマリア・カラスをそっくりさんのように演じていたファニー・アルダン姐さんは、最近では「8人の女たち」にも出演なさっておいでで、その折りはなかなかに食えない役を好演しておられました。
観たら最後マリア・カラスにはまること請け合いの作品です。冷や水的にご忠告させていただきますと、マリア・カラスの初心者はサントラ盤から購入された方がよいと思われます。金を渋って50年代録音のものを買い求めたPenguinですが、録音状態があまりよくなく、まあ雰囲気がいいとはいえますが、映画で使用された音源のような品質はありませんでした。あしからず。
Hero:9月19日(水曜日)16:50〜 川崎チネチッタ7 Data
映画の日でせっかく川崎くんだりまで出かけたのに、観たいモノが始まってしまっており、何もしないまま帰るのももったいなく、苦渋の選択として選んだのがこの「Hero」でした。
衣装がワダエミなので、興味はあったのですが、予告編を見てワイヤーワークがあまりに冗長すぎるように思えたので、別に観なくてもいい映画の分類に入れてしまっていたのです。
内容的にはおおよそ想像を外れるモノはなく「へぇ〜」ぐらいなものでありましたが、映像的にはなかなかステキなシーンが満載で、全体評はアリです。
気に入ったシーンbPは、冒頭の囲碁場のシーン。ここでジェット・リー扮する無名がドニー・イェン演ずる槍の達人長空と果たし合いをするのですが、岩と水と囲碁の盤と黒白の石と楽との調和が、あたかも墨絵のような雰囲気を醸し出しておりました。これだけで観る価値はあったとPenguinは思います。
bQは、お習字のシーン。Penguinは、パパの経営するお習字小屋で雛Pen時期を過ごしました関係上、トニー・レオン扮する、剣の達人でもあり書家でもあるトニー・レオン(残剣)とマギー・チャン(飛雪)が、砂の上に様々な字を書き散らす場面には、特別な想いがございました。
懸案の衣装については、ワダエミが「徹子の部屋」に出演されて、この映画の衣装について詳細に紹介しておられ、その時点で存分に関心しまくりましたので、実にキレイではありましたけれども、新たな感慨はさほどありませんでした。
最終的に、なんといっても中国の広大な風景が心に残る作品でした。
Adaptation:9月17日(水曜日)19:10〜 川崎チネBE Data
自分でも凄〜く納得がいかないのだけれど、なんだか気になってしまう、禿でデブのニコラス・ケイジ君の出演作で、「マルコビッチの穴」のスパイク・ジョーンズ監督&カウフマン脚本の作品ともなれば、やはり観に行きたくっちゃうのは自然の摂理?
もともと「マルコビッチの穴」の時点から、観客をナメきっている、カウフマンの脚本で、どこからどこまでがおふざけフィクションで、どこまでがノンフィクションか、確信犯的に創り上げたあっぱれな脚本を、これまたおふざけ好きな大俳優が勢揃いで、あっぱれに演じるわけで、観ているこっちも、まあ映画なんだし……と結論のでない宙づりの状態のままで楽しんでしまう、作品です。
ちなみに、メリル・ストリープが怪演している女流ジャーナリストスーザン・オーリアンの「蘭に魅せられた男 驚くべき蘭コレクター」という著作は実在するらしいので、ということは、もしかすると蘭を追いかけているジョン・ラロッシュも、実在するのかも……という状態で、「蘭に魅せられた男 驚くべき蘭コレクター」を読まないと結論はでませんな〜 早川から出てるらしいけど......
28日後...:9月10日(水曜日)18:40〜 川崎チネチッタ10 Data
別バージョンのエンディングを観るつもりだったんですけど、結局観損ねてしまいました。したがって、現段階では、Penguinの感想は第1バージョンに限られます。
予告編を見たとき、ダニー・ボイル監督の作品ということと、廃墟と化した町中で独り叫ぶ主人公の姿に惹かれるところがあり、絶対に観る!!!! と決めておりました。
最初のシーンは、「12モンキーズ」に似ているところがあり、思わず引き込まれてしまいます。思わぬウィルスの蔓延、それにより起こった惨劇、生き残った人々の狂気……と物語はこれでもかこれでもかと陰惨さを増していくので、途中で本当にもう観たくないよ〜っと哀しい気持ちになってしまいました。
実にありがちなテーマですから、明日の我が身的に観てしまい、非常に痛い映画でもあります。Penguinの観たエンディングでは、救いがありましたが、もう一つの方はどうだったか……○○監督だからこそ安心できないところがあり、DVD出たら絶対買うかも〜という作品です。
エデンより彼方へ:8月13日9:50〜 日比谷スカラ座2 Data
ジュリアン・ムーア姐さん主演のリメイク映画でございます。映画をTVでしか観ることのできなかった小学時代〜高校時代のいつかどこかで見たような見なかったような......それでも、メジャーな映画なのでタイトルと粗筋だけは記憶の奥底に残っておりました。
「カリブの海賊」を観に行こう!! と誘ってくれた友達に「エデン」を観てくれるんだったら2回目を観て差し上げてもおよろしきゅってよ〜っと半分強制的におねだりして、ようやく観に行くことができました。
60'sを意識している映画だということは聞いておりましたが、オープニングから懐かしすぎるタイトルロール。凄すぎるバンの形状と色。そして、最後のクレジットまで、主演のジュリアン・ムーアが今生きている人だとわからなければ、昔の映画のリバイバルだと思うこと請け合いだす。
まだ、有色人種差別の激しかった時代に、世界を超えて愛することの難しさを、美しい中にもきちんとずっしり描けている映画ですが、リメイクするんだったら、今風にとってもよかったんじゃないかと思うんですが......
8月8日10:20〜 横浜ムービル1, 8月13日14:00〜 有楽町丸の内ピカデリー1 Data
Penguinのコスプレ好きは、いまや公然の秘密(笑)でありまして、いちいち言うまでもありませんが、大航海時代の海賊モノで、しかもアステカの黄金を巡るエピソードで、ジョニー・デップ君とオーランド・ブルーム君とちょびっとウィノナ・ライダー似の綺麗なお姉さんが出るとなると、たとえそれがディズニーランド関連のアヤシイ映画だろうがなんだろうが、見に行ってしまうのはPenguinの性でございます。
さて、感想は……ジョニー・デップ君ふざけすぎ〜、でも超カッコよかったっすい〜 しくしく〜
特にデップ君の登場シーン!!! Penguinのはぁと(心臓)は、あれで射抜かれました。あの目張りも彼だからこそ似合ってしまうところがスバラシイ。
ついでといってわなんですが、オーランド君は今回たぶん地毛で登場しておられ、その辺がやはりPenguin的には某IRの腹違いの兄としか見えず、登場するたび笑ってしまうのでありました。
それから、Penguinにはウィノナ・ライダー似にしか見えないキーナ・ナイトレイちゃんわ、実わ「Star Wars Ep1」でアミダラ王女の影武者役で出演なさっておられるとのことで、たぶんその関係からナタリー・ポートマン似だといわれているようで、その辺わでんでん納得いってません。
ピーコ姐さんが「盛り上がりに欠ける」と評しておられたのは、たぶん展開を読めなくしようとして、頑張りすぎてしまったために、テンションの高いシーンがコンスタントに連続して散らばってしまい、本当のクライマックスシーンがからっきし薄まってしまったためだと思われます。
ですが、次はこうなるのかな〜......という予測をほとんど外されてしまったPenguinとしては、なかなかやるなオヌシって感じで、総括的にそれもアリだと思うのでありました。
VFX満載なので、是非大画面で観てください。それから、ディズニー・ランドのカリブの海賊のパロディ満載らしいので、知っていると、2倍楽しめるらしいです(Penguinは未体験なので何とも言えないんですが......。
それから、それから、劇場内が明るくなるまで席は立たない方が身のためですぜぃ、Gents'。
踊る大走査線 Movie2:8月8日13:30〜 横浜相鉄ムービル4 Data
幼い時分に文字通り叩き込まれた躾のおかげで、口を閉じないで咀嚼するような口のしまりのない人々に生理的に強烈な嫌悪感を抱いてしまう習性のPenguinとしては、俳優なのにクチャクチャ音を立ててモノを食しつづける織田裕二は、まさに生理的に絶対許せないところがあるのです。
ですから、Penguinが「踊る」を見に行くばやい、青島君を見に行くというよりも、どちらかというと、湾岸署のスリー・アミーゴスのほうがメインです。
このシリーズの前作は、ヴィデオで見たんですけど、日本映画にしては、とてもうまくできあがっていたので、今回も外れることはないだろうと踏んで、ハシゴで見に行って参りました(しかも、「踊る2」の宣伝がてら、連日TVで、ドラマ版やスペシャル版を再放送してるしね〜)。
しかし、さすがに話題作だけあって、「パイレーツ」を早々に切り上げて30分以上前に当日券をゲットしたにもかかわらず、長蛇の列。4階の会場から延々階段を回って降りて、最後尾は1階、しかもパイレーツの列と途中で混ざっていたりして大混乱。いやいや、噂は確かに本当でござった。
さて、今回の困ったちゃん管理官は、今時珍しい、男社会で男らしく男に勝とうと血なまこ(笑......正:血眼まなこ)になっているキャリアのお姉さん。すでにこの辺で、凄〜く嘘っぽくて引いてしまうんですけど......私。ああいう男になりきろうとする女って絶対に今の社会では生き残ってはいけないでしょう......イマドキのイケちゃうお姉さんは、きちんと女の武器もバリバリ駆使して、男性陣にはわかっていても行くことのできない、男社会での掟無視的な近道なんかを利用して、巧〜く隙間を立ち回って這い上がって行くんだってば〜 ねぇ。あれは、男の観点から観た妄想だよ〜。
それに、前作でのキョン2の怪演がとっても印象に残っているPenguinとしては、メインの事件があまりにショボすぎて、なんだか不完全燃焼。
凄〜く意味深に予告編とかCMに登場していたスリー・アミーゴズの小芝居にしても、携帯の電源を切ってね!っと、本編開始直前にお願いしていた筧さんにしても、家内産業的なスリ一家にしても、きょどってる99の岡村の役にしても、モチーフとしてはそれぞれに十分すぎるぐらいにとってもオイシイのに、なによりも重要だと思われる事件との絡まりもなにもなく、全体的に深みがないというか、盛り上がりに欠けていると思ったんだにゃ〜。
もちろん、オープニングのシーンとか、そこそこ面白くはあったけれども、結局のところ、男になろうとして成れなかったヒステリー姐さんが、独りで盛り上がっていただけという印象しか残ってましぇ〜ん。期待を持ちすぎだPenguinがバカでした。
Penguin同様貧乏な方は、映画の日かレディスデイにでもご覧ください。
ビッグ・ファット・ウェディング:8月6日 有楽町プラゼール Data
お友達宅でのお泊まり大会の仕上げに、はるばる有楽町まで出かけて、懸案の「ビッグ・ファット・ウェディング」を観て参りました。
言わずとしれておりますが、行かず後家家業に日々邁進し続けているPenguinでございまして、「ニッポンの結婚率を上げてみせる」と豪語するこの映画を見るのは、決してPenguin自身が結婚したくなりたいわけではなく、予告編でちらっと見初めたグアポ(いい男)な相手役が一体誰なのかを確認したいのが第一だったのでした(笑)。
ラブコメということで、さほど期待せずに見に行ったわけですが、常日頃あまりなじみのないギリシアの風習とか国民性とかがふんだんに盛り込まれており、ギリシャ正教の儀式も少し垣間見ることができたので、Penguin的には2度おいしい系の映画でした。
懸案のグアポなイアン役の彼は、ジョン・コーベット君といいます。スティーブン・セガール+マシュー・マコノヒー÷2って感じだと思いましぇんか〜 うふふ〜。
主人公の女の子は、「ブリジット・ジョーンズ」とかと同様に、例によって例のごとく元々可愛い子がノーメイクでブスを演じているだけだったので、わかっていたこととはいえちょびっと期待はずれではありました。
最期にTrivia的なことを申しますと、この映画の原題は「My Big Fat Greek Wedding」と申しまして、直訳すると“私の大仰なギリシア風の結婚式”というぐらいな意味になります。ストレートにとれば、決してギリシア人がBigでFatであるという意味合いでは無いわけですが、そのあたりはやはし臭わせたいという意図もあるよな〜
Terminator3:7月30日18:30〜 川崎チネチッタ4 Data
言わずとしれた、ターミネーター・シリーズの完結編だす。Penguin的には、シュワちゃんだけを観るために1000円は払えない気持ちでいっぱいなのですが、「1」のマイケル・ビーン、「2」のエドワード・ファーロング君のために、シリーズを見続けてしまったうえは、やはり完結編を見逃すわけにはいかないわけでありました。
さて、前回でスカイネットによる核戦争は回避されたはずで、ジョン・コナー君も相〜当〜ひどい育てられ方をしたけれども、まあ君1人の犠牲でみんなが助かるんだし、これも世のため人のためってことで、めでたしめでたし大団円......となる予定だったのに、結局シュワちゃんのCA市長選の選挙費稼ぎのためなのか、年齢的にやれるうちにやっとけ〜ってな感じなのか、なんなのか、とうとう「3」ができてしまいました。
しかも、ジョン君役が、「2」のエドワード君がやるに決まっていると心の底から信じて思いこんでいたのに、蓋を開けたら...... §」゜ロ゜)」{オーマイガーッ ニック・スタール? なんじゃおまい状態。かの麗しい少年がどこでどう育てばこんなショボイ青年になるのか、ぢっくりシュミレートしてくれないと絶対納得行かね〜状態 ぷりぷり〜 いかにママがリンダ・ハミルトンだって、パパはマイケル・ビーンなんだぞ〜......「エイリアン2」や「ザ・ロック」や「アビス」にも出てて、かっこいい割には全然知名度ないけど......(笑)っと、怒り炸裂。
裏(?)情報では、本当のところ、最初エドワード君に打診されていたんだけれども、薬中だかアル中だかで出演は不可能状態だったらしい。 ヾ( ̄o ̄;§をいをい
子役で巨万の富を得た人って、どうしてもそっちの方に流れて行っちゃうようですな〜。美人崇拝主義者のPenguinとしては、速やかな復帰を願わずにわおれません。皆様も身を持ち崩すような、薬物および酒類の過剰摂取はくれぐれもよしましょう。
ともかく、ストーリー的には、とても素直に「1」への円環が閉じられたという意味で、とても納得がいきました。賛否両論はあるでしょうけどね。
なんといっても、「2」は終わりがめでたすぎて楽しくない。できれば、旧型vs最新型という図式は、「2」も「3」もやめて欲しかった。だってやはし、「1」での、人間vsターミネーターという絶望的な状況でさんざん痛め付けられるマイケル・ビーン(あぁ、ステキ)というところが、なんといっても、辛抱たまらずよかったんだから、「3」では初心に戻っていただきたかった。でも、この主役ぢゃ痛め付けられるのを見せられても美しくも好くもないし、シュワちゃんだって結局いい人になりたかったんだろうから、しかたがないこととあきらめましょう。でも、最新型T-X役のクリスタナ・ローケンちゃんはとってもキレイでナイスバディだったので、見甲斐はありました。
結局、Penguin的には、このシリーズ中で一番は第1作であるという結論になりました。さらにできますれば、昔のショボイ特殊メーク部分を最新のVFXで完全修正した。「完全版ターミネーター1」を作成していただきたいと強く切に望むしだいでございます。
Talk To Her:7月30日16:20〜 川崎チネチッタ1 Data
観損ねた話題作「All About My Mother」の敵を「Talk To Her」でとろうとしたわけではありませんが、同じペドロ・アルモドバル監督のアカデミー最優秀脚本賞作品であり、題材にバレエダンサーが絡んで、しかも舞台がスペインとなれば、今度こそ絶対に観る!!っっと力が入るのもご理解いただけようというものだしょ?
さて、闘牛事故で昏睡状態となった女闘牛士が運ばれた病院には、交通事故で同じく昏睡状態にあるバレリーナが1人の献身的な看護士によって手厚く介護されていた。女闘牛士の恋人は、その看護士と次第に友情に似た関係を作り上げていく。......というような物語なんですが、予告編から妄想していたモノとは全く違った展開に、あれっあれっっと心の中で焦りつつ見終わった感想としては、ひたすらに、哀しい愛の物語って感じです。
さらに、Penguinの妄想中にあるモチーフを先に使われてしまっており、やられた〜って感じですか。まあ世界は全然違いますけどね。人間って分かり合えないから面白いんだな〜って、別の意味で改めて思い知らされた1本でした。
それから、この女闘牛士リディア役のロサリオ・フローレス姐さんがかっこいいのなんの、スタイルはいいし、すてきなハスキーヴォイスで、出てくるたびにうっとりしちゃいました。闘牛士の衣装を着るところとかあるんだけど、コスプレ好きなPenguinは彼女に悩殺されまくりです。
それからそれから、バレリーナのアリシア役のレオノール・ワトリングは、顔も可愛いけど、なんといってもその躰がすばらしい。看護士ベニグノ役のハビエル・カマラが、裸に剥いてあちこちマッサージするんだけど、彫像と見まごうばかりの美しさだから、ぜんぜん嫌らしくない。お肌がつるつるできめ細やかで、胸は大きからず小さからず形も出来立てみたいに崩れたところが無く、お腹は凹、お尻はぷりっと上がっているし、足はすらっと長くて......挙げるときりがないぐらい。完璧ってこういうことをいうのね〜〜〜 ああいう躰に生まれてきたかったわ〜〜〜 とつくづく思いましたです、はい。
ストーリーとはでんでん関係ないんですけど、オープニングとエンディングにピナ・バウシュバレエ団の上演風景が登場します。前々からとても気になっていたバレエ団なんですが、これまでついつい手を出せなかったけど、とても好いたらしげな振り付けだったので、次回の来日には行ってみようかな〜っと思ってしまいました。
ジョージ(クルーニー)君が主役で「ソラリス」というだけでも、Penguin的には以前観たタルコフスキー版「ソラリス」のイメージが強すぎるため、なんだか気分は「大丈夫?」。
見終わった感想といえば「う〜んハリウッド過ぎ!!」お恥ずかしながら、その時点ではまだ原作を読んでおらず、このような感想しかもてない状況下にありました。
なぜなら、タルコフスキー版「ソラリス」の場合、凄〜く文学的で郷愁的で、言葉もわからなければ、白っぽい画面上に白〜くはめこまれた字幕がまたまた見づらく、映像的にはとても好きだったけれど、ではいったい「ソラリス」とはなんだったのか、はっきり言ってエンディングもあまり記憶に残っていないぐらいでした。
そこで、パンフレットを読んでみると、なんだか失敗作的なニュアンスのコメントもあり、さらにタルコフスキー版「ソラリス」の公開当時にも原作ファンからは相当叩かれたらしいというコメントもあり、結局原作を読まずしては何も言えないじゃん、という結論に達したのでありやした。
さて、原作を読み終えて一言。ハリウッド版「ソラリス」はステーションが成層圏あたりにあることや、乗組員の性別や、主要登場人物の名前など細かな点で変更されてはいるけれども、大筋原作に沿ってつくられており、エンディングも確かにハリウッド的に非常にわかりやすく変更されてはいたけれども、まあ原作の意図は十分汲んで描かれているのではないかと思われます。
ただし、あまりにもハリウッド的なので(特に最後のドンデン返し部分なんて)、勘弁してほしかったりもしたんですけどね。
タルコフスキー版のほうが、原作をモチーフに監督の好きな世界を創り上げた感じだにゃ〜っと、でもハリウッド版よりは意味深で想像力をかき立てられるにゃ〜っと、Penguinは思うわけで御座いました。
Charlie's Angel “Full Throttle”;7月2日10:40〜 渋谷ピカデリー1
チャーリーズ・エンジェルも第2弾となり、いよいよシリーズ化確実だすね。
今回もかの「オースチン・パワーズ」と真っ向から張り合えるぐらい、超おバカで、(たぶん)超下品な(英語力が足りなくてわからないのと、演じている人々が美しすぎるのでに「オースチン・パワーズ」よりは上品に思えるのが不思議)、出来になっております。
今回、ボスレー役がなんと黒人(笑)だったりして、ある意味レギュラー・キャラの裏事情の暴露大会的な様相もあり、アクションシーンがあまりにもMatrix的すぎて笑えるし、また敵対する側にT2の○○をやってた○○がちょびっと情けない役どころで出ておられたり、デミ・ムーアが金を注いで根性入れて絞りきった凄いBodyで頑張っておられたりするのでありました。それから、なんじゃそりゃ的にブルース・ウィリスも登場しておられたりもするので(ちょびっとネタバレ)、大笑いすること請け合いです。
Penguinが今回一番大笑いしたところは、ボスレーが港湾重労働者に化けて潜入するところで、「アイリッシュ系黒人……」という下りがあり(完全にネタバレ)、独りでもう笑った笑った。だけど……誰もついてきてくれなかったので、なんだか哀しく浮きに浮いちゃったけど〜
何も考えないで、どひゃっとスッキリする映画だした。
Two Weeks Notice:6月25日16:45〜 丸の内プラゼール Data
情けない2枚目を演じさせれば、他に追随を許さない(笑)という、かのヒュー・グラントでございます。そこでヒューちゃん命の友人に「見に行くよねぃっ!!!」といわれた暁には、行かないわけにわいくめぃ。......っといっても、Penguin的にも、ヒュー・グラントはタイプだからでんでんOKなんだすけじょね〜。
さて、今回も....というより、水戸黄門的にいつでもヒューちゃんは、いわゆる金持ちでちょびっとおバカのぼんぼんをいつもながら超情けなく演じておられます。
確かに3枚目でわないにしても、2.5? っとあくまでも語尾上げ系な感じで演じるその姿は、どこまでが演技でどこまで地なのかは誰もわからないような、堂々たる天然情けな2.5枚目ぶりでした。その情けないうえにも爽やかな名演技に、やはしこういう役は彼でなければできない役だと、しみぢみ感じ入った次第です(爆)。
むろん、ちょびっと盛りを過ぎた感は否めないサンドラ・ブロック姐さんも、頭いいけんじょ、服の趣味超悪で、四角四面のとなりの姉ちゃんを好演しておられ(っていうかこれも地?)、いつもながら何も考えず、思い切っし笑えるラブコメに仕上がっておりました。
スカッとしたいときには、ビデオでも十分楽しめます。ぜし是非だぉぞ!!
Matrix Reloaded:6月18日10:25〜 有楽町マリオンピカデリー Data
「Matrix」のあるシーンが大好きで、ヴィデオまで買い込んだからには、続編も観ないわけにはいかないだしょね。ということで、職がないのをいいことに、早速、レディスデイの第1回目を見に行って参りました。
前回よりも、VFX化されているシーンが多いこともあって、リアルな部分とハイパーリアルな部分の格差が大きくなっているような気がしました。つまり、現実世界のほうはより汚く、MATRIXのなかはではより非人間的なものへと進化していたという感じでした。
内容的には、そこそこ面白いものにできあがっていると思いますが、Penguin的な衝撃度でいえば、第1作を超えるものではありえなかったっすね。やはし、作り物は作り物だしね。
それでも、エージェント・スミス君の増殖シーンなんかは、在りし日のYMOのジャケットとかを彷彿とさせてくれて、うぢゃうぢゃ出てくるのがなんとも面白かった〜 こちらは、「Revolution」でも出て来るみたいだから、別な意味で楽しみだす。それから、白い双子のヘヤースタイルも気に入った。ガーファンクル+バロック鬘みたいで笑える。
ただ、ちょびっと残念だったのは、期待していたモニカ・ベルッチ姐さんの登場シーンと役どころ。期待しすぎなのは自分でもわかっているけど、もうちょっと何とかならなかったのかしらと......
予告編で、ANIMATRIXというのがあって、ちょっとびっくりしましたが、6月3日にDVDが発売されたようです。Penguinはそのうち購入予定ですが、いろんなクリエイターの短編のコラボレーションもので、かのFFのアニメーション監督を担当アンディー・ジョーンズも参加しておられ、超高品質な世界を繰り広げら手おられました。2980円とのことですので、興味がおありでしたらそちらもどうぞ。
8 Mile:6月13日16時20分〜 相鉄ムービル2,7月9日 シネパトス3 Data
予告編を見たときから、絶対行くと決めたのは、主人公に尋常ならざる興味(まぁっ......なんて好いたらしい顔なのかしらぁん〜)を感じてしまったからです。
やん♪(/.\*§§*/.ヽ)やん♪
しかし、ここ数年来のピンポイント・マイブームで、Penguinはフラメンコ音楽にはまりきっており、最近の音楽シーンに笑っちゃうぐらいまるっきり疎いPenguinとしては、その時点ではその彼がどこの誰だかは全く存じ上げておりませんでした......
当日行く直前に、ちょびっとだけ予習してみて判明したのですが、この彼、実際にもメジャーなEminemというラップミュージシャンだったのでありました(爆)。しかも、すでに、5月に初来日終わっちゃってるし(笑)。
d( ̄_ ̄§{ちちち 気がつくのマジ遅せ〜よ ばーか
さて、見終わった感想としては……ブラッド・ピット君以来久々に、本格的に......
ほっ 惚れた......
マジ、一目惚れの傍惚れ状態です。しかも、ラッキーなことにほんの1カットしか出てこなかったお食事シーンでチェックしたところ、どうやら口のしまりはよさそうで、これも全くのPenguin好み!!!
キャッコイイ〜 EM〜〜〜ということで、はっきり言わせてもらうと、アバタモエクボ状態のPenguinにこれ以上のことわいえないわけであります。
ただ1つだけ、一般的な感想としては、生半可な黒人よりも、白人の貧乏の方が何倍もマジ大変そうだにゃ〜......てことでした。
そして、ママ役のキム・ベイシンガーが演技力ありすぎ〜......っていうか、化粧したときとスッピンのときの顔違いすぎ〜
トム君と別れて、ますます実力発揮中のニコール・キッドマン姐さんが、ついにこれでアカデミー主演女優賞を獲ったというからには、綺麗なお姉さんが大好きなPenguinとしては、どうしても見に行かねばならないでしょうな〜 ってことで、さっくり見に行って参りました。
懸案のニコール・キッドマン姐さんは、例の付け鼻の効果満点な部分もあり、発声もオクターブ変えていることもあって、まるで別人。超陰気なバージニア・ウルフを素晴らしく演じておられました。
助演陣も役者揃いで、とくにメリル・ストリープ姐さんの元恋人役を演じておられた、エド・ハリス兄さんに至っては、痩せ方といいお肌の痛み具合といい見事なばかりのAIDS患者ぶりで、こいつ実わキャリアじゃないの? とさえ思ってしまうぐらいでした。
「リトル・ダンサー」で有名になったスティーブン・・ダルドリー監督作品ですが、なかなかに込み入った意味深な作り方をしておられると思います。見終わったときに真後ろのほうで「駄作だよ〜」と仰る方がありましたが、Penguin的にはいろんな示唆に富んでいるように思われました。
この物語の主題の一つである、同性愛者にとっての周囲の状況が、時代ごとに変化してゆき、カミング・アウトも容易になった現在。すべてのことが自由気ままに選択できるという状況下でも、自分が本当に生きていくためには、やはり一度きちんと自分自身に向き合って、自らのすべてを受け入れなければならない……んだにゃ〜っと、しみじみ思ったものです。
まあ、ちょうどそういう風に考えがちな時期に見てしまったということもありますが、なかなかしっとりしたいい映画だと思います。
もし、存分にこの映画を楽しみたいと思われるのでしたら、バージニア・ウルフの作品(「ダロウェイ夫人」その他)などお読みになってからの方がいいかもしれません。Penguinはデンデン読んでないけど〜(爆)
おばあちゃんの家:5月19日 岩波ホール Data
お友達のタダ券に便乗させて観に行って参りました。いわゆる、岩波好みな文学作品で、韓国のイ・ジョンヒャンという監督作品だす。
母子家庭になってしまった家庭で、おばあちゃんの家に子供が預けられるという、よくあるパターンな筋書きで、もちろん展開も落ちもアリがちな作品ではありますが、なんといっても、主人公となるおばあちゃんがいい。
聾唖という設定のこのおばあちゃんは、何事があっても騒いだりしない。しかも信じられないほど辛抱強い。けれどもとても小さくてとてもよぼよぼしいところに、より味わいを感じさせるのだす。
ほのぼのした、いい映画です。ヴィデオが出たらどうぞご覧ください。
キングの原作がまたもや映画になる。ときいたら、やはし気になるし、今回はいかなる仕上がりになるか、ファンとしては楽しみでもあります。なぜって、キングのホラーモノの映画って「It」をはじめとして、常に駄作になる可能性が高いんだも〜ん。まあ、駄作は駄作で別な楽しみでもありますけどね。
さて、始まりから中盤までは、おぉ〜頑張ってるじゃんって感じで、素晴らしかったのです。モーガン・フリーマンまで出てるし、ヨシヨシってな感じで、デンデン文句なし。そして、ゲイリーの頭の中のデータ置き場も、原作的ではないにしても、映像的には巧く処理していると思うので、こちらはOK。
ただし、Mr.グレイに乗っ取られたゲイリーの扱いは、本当は、人間の五感を体験して次第に変化していくところをチョコッとでもいいから描いてほしかったけど......、それも、原作どおりに細かく描くと長くなるから、まあ、しかたがないか〜 と妥協もできる。
みんなのドリームキャッチャーであるダディッツだけが見ることのできる、「線」も映画で描くんだったらこの程度かもしれない......と諦めもできる。
だけど、るるるる〜 るるる〜る る〜るるる〜、作中いちばん重要な役割を果たすダディッツの扱いがあまりにもあまりな、超安易な設定で、これだけはどうしても納得できない。これじゃあ、単なるB級おちゃらけSFぢゃないか〜〜〜〜
せっかくの前半の頑張りが、結局、台無しのコンコンチキになってしまっている作品となっておりました。
§;_:§ しくしく
ヴィデオ充分ですから、借りて見て思いっきりツッコンでやって下さい。
Catch Me If You Can:4月26日土曜日18:00〜 川崎チネチッタ Data
レオ君が、いまさらながらに高校生を演じるというのなら、観てやろうぢゃないの、と思うわな。「ギルバート・グレイプ」でのあの演技力を持ってすれば、最近とみに貫禄付きすぎの彼――ちょっと前までは細すぎるから大人を演じられないのだ…..と言っていたのもPenguinだすけど――には高校生役でも、なんとかなるんだろうと信じたい部分と、年々人間に(横)幅が出てきてしまわれたので、デミ姐さんとかジュリア・ロバーツ並にトレーナーつけて痩せるのかしらとか、やはしイタリア系なんだな〜っとかいろいろ思うぢゃないですか。
さて、鑑賞後感としては、まず競演のトム・ハンクスって、役作りであんなにぶよぶよしているのか、それとも脇役ってことで端から絞ろうともしなかったのか、Penguin的にはもともとどうでもいい人なので、別にいいんだけど、ときどきは絞っとかないとそのうち絞りたくても絞れなくなるぞ〜っていうのが率直な思いだすね。
それから、レオ君。さすがに“実わ”高校生の天才詐欺師の役を問題なくこなしておられましたが、やはし絞り切れてない土管のような腹は気になりました。
最終的に一緒に見に行ったお友達と出した結論は、天才詐欺師になれるぐらいなんだから、頭の出来は完全に違ってるんだよ〜ってこと、天才だからみんなが騙されてしまったんであって、本人が言うような「時代的にちょろかった」ってのは、当てはまらないと思う。彼だったら、現在であっても天才詐欺師になれるだろうし、詐欺師にならなくても、どの道を選んでもその世界のトップクラスになれると思う。
何わともあれ「才能って素晴らしい」ってことだすな。凡人にとってはうらやましい限りだす。
Chicago:4月23日水曜日20:00〜 東銀座東劇 Data
本来は今週いっぱいのロードショウだった「ヘブン」を見に行く予定でしたが、仕事にかまけているうちに、そちらは無理になってしまったので、結局20:00開演のこちらに決めてしまいました。
到着はCM上映後、本編上映までにはVOICEの予告編を残すのみという状態でした。それでも、とりあえず場内を見回してみたところ、まあ2週目でもあり、空いていることには定評のある東劇とはいえ、ほぼ満席の大盛況。TVなどの取り上げ方も十分であることを考慮に入れても、なかなかイケてるんじゃないかと、期待させる客の入りではあります。
さて、予告編やTVの前宣伝で情報は頭に入っているわけですが、前評判より凄くよかった。キャサリン・ゼタ・ジョーンズはさすがに昔通った杵柄で、ダンス歌ともに想像以上に素晴らしく、特にあの声量は、そのキャリアを彷彿とせるモノです。不安を感じさせる部分なんか1カ所もありません。あえて文句を付けさせていただけるなら、ときどき急に太り気味になっているシーンが見受けられ、
d( ̄_ ̄§{ちちち
と思ったりもするのですが、撮影中に妊娠していたという話ですから、非常に頷けるというべきか、この部分はしかたないというべきか、そんな感じだったりするのでありました。
レニー・ゼルウィガーも、ミュージカルは今回初めてというのが信じられないほど、レッスンの成果が発揮されていると思います。しかし、そこはそれ声量はキャサリン姐さんに比べるすべもないです。
特筆すべきは、リチャード・ギアの歌とタップ。とにかく、もうそんなに若くないんだから、観るも恥ずかしいものになってたら......という杞憂は、すっきり吹っ飛びました。CMでもガンガン踏んでますが、あのシーンがどういうものかわかったらもっと面白い。想像以上に上手です、年の割にわ、とてもよく頑張りました!! ということで、花丸を差し上げてもおよろしきゅってよ〜とPenguinは思いますです。
「オータム・イン・NY」で、ありがちな2枚目のオヤジをやってるより、でんでんずっと光ってました。
Penguin的に男性歌唱の部トップは、ミスター・セロファンだす。あんだけ自分で存在感が希薄と歌っている割には、とても魅力的ないい声色だし、声量も歌唱力も素晴らしく、リチャード・ギア君を遙かにしのぐとてつもない意外性に、清き1票を捧げたいと思います。
全体的に、エンターテインメントとしてはうまくまとまっており、それだけではなく、この作品全体を皮肉っているシニカルな視線も持ち合わせている、深い映画だと思いました。
まさに舞台を映画で見るという心地がします。大画面で是非ご覧ください。
4月16日 19:00〜 丸の内ルーブル, 5月14日 19:00〜 東銀座シネパトス Data
いわずとしれた、007最新作だす。この映画は北朝鮮から相〜当〜イチャモンを付けられたことで有名になりましたが、どちらのサイドに付いたしても、昨今のこの状況では、こういう描かれ方をするのは、仕方ないところですよね。だって、確かに独裁者がいるんだし、あまりにそれが冗談みたいな様子だから題材にとられてもしかたがないしね。
今回の見所は、なんといっても冒頭に延〜々流れるジェームズ君の拷問シーン!! これでもかっっとやられる姿が、たまらなく、とてもいい!! やめられにゃ〜い やめないで〜 もっとやられてろ〜〜〜
ウ〜ットリ〜 ♪・:*:. ( ̄*§
このように、この拷問シーンだけでも充分見る価値アリだす(爆)。話の内容は、いつもより輪をかけて、めちゃくちゃ現実離れしています。だって〜 DNA操作で東洋人が西欧人になっちゃうなんて、そんなのね〜。どうよ〜。
とにもかくにも、出演者では、ジェームズ君の敵グスタフ役のトビー・スティーヴンス君が、ちょびっとマイケル・ビーン君に似ててカッキョいい。1969年イギリス生まれで“ハリー・ポッター”シリーズのデイム・マギー・スミスの息子なんだすって〜。世の中にはオイシイ男がいっぱいいるにゃ〜。本当に。
それから、グスタフの手下ザオを演じるリック・ユーンが、もぅ笑っちゃう。あの顔のダイヤったら
ウププ(^m^§韓国系アメリカ人で、ヴェルサーチやポロ・スポーツのモデルだったというけれども、あの設定はやりすぎ〜ってぐらい、笑わせる。西欧人になりかけでダメだったし〜 顔にダイヤ仕込まれてるし〜 しかも最期も可哀想だし〜 今後はもっといい役を選んでね〜「ヒマラヤ杉に降る雪」(99)で工藤夕貴演じるヒロインの夫役だったらしいけど、そういう路線の方がいいよ、絶対。
それからそれから、Ms.マネーペニーが今回は予想外に大活躍。特に一番最後のあたりは要チェックだす。見逃さないでね〜
蛇足ながら、ジェームズ君がキューバに行って、ナイスバデイなハル・ベリー姐さんと絡むシーンを見ていたとき、スペインで飲んだカクテルが出ていることを発見!! どうやらモヒートというらしい......っと、ここまで来たときPenguinは、自分の酒飲み根性にほとほと感心してしまった。だって〜、凄〜い泥酔状態で飲んだカクテルで、名前がわからなくて残念に思っていたとわいえ、こんな一瞬のシーンで「あっあれは......」と気づいてしまうなんて......さすがだしょ〜〜......お〜っほっほっほ〜
そりでは、このモヒートについての蘊蓄おば
MOJITO(モヒート):キューバのミント「イエルバ・ブエナ」を入れて作るカクテル
アメリカの文豪アーネスト・ヘミングウェイが「わがダイキリはフロリディータで、わがモヒートはボデギータで」と語ったらしいぞ〜
Spider:4月9日(水曜日)19:20〜 有楽町ニュー東宝シネマ
クローネンバーグ監督の作品!!! となれば、ちょいグロ大好きPenguinはついつい足が向いてしまいます。前に見た「イグジステンズ」は前世紀・1999年だったので、そろそろ薬が切れた状態のPenguinとしては、待ってました〜的な、予告編を見つけてからずっと楽しみにしていた作品だす。
脚本を書いたのは、原作者でもあるパトリック・マグラアさんです。Penguinは以前彼の原作の映画化であるスティング主演の「グロテスク」を見たことが御座いますが、こちらも並々ならぬちょいグロ映画で御座いましたね。
ストーリーは診療施設を退院させられ、観察保護施設に送り込まれた男の妄想の世界なんですけど、いわゆるクローネンバーグ色バリバリの、とても一筋縄ではいかない仕上がりで、もうこの時点で大満足(爆)。こわいけど原作も読んでみようかしら......
最近とみにアブナイ役に邁進し続けているレイフ・ファインズ君が主演です。「レッド・ドラゴン」に続いてさえまくっておられ、いや〜アヤシさ&アブナさ炸裂です。
あんなに端正な顔をしているのに、こういうアヤシくてそこはかとなくアブナイ人間をとてもリアルに演じられるのは何でだろう????? そういえばデヴィッド・ボウイーが何となくアブナかったのは、あのスキッ歯ーにあるという説があり、Penguinもそれには大賛成なんだけど、レイフ君はスキッ歯ーとは一切関係しないし......。やはり、怪優だから……というしか言いようがないな〜
この映画でPenguinが一番気に入ったシーンは、レイフ君演じるスパイダーが、自分を守るために、ビニールロープを裂いて部屋中に蜘蛛の巣のように張り巡らすところ。彼の心の中の心象と、無機的な部屋と、美しいロープのシルエットが、とても幻想的で、グロいやら美しいやらなんだか耽美的でもうたまりまセブンですよ〜。
クローネンバーグファンの皆様でなくとも、見逃した方は必ずご覧下さいまし、見甲斐のある作品だすよ。
「ピノッキオ」のあと、レイトショウをやっているシネパトスまで走り、懸案の「アレックス」をようやく見に行けました。
ギャスパー・ノエ監督の作品は「カルネ」を見た限りですが、独特な暗さ(グロさ)とリアリティを持ち合わせた映画でした。
今回Penguinの大好きなモニカ・ベルッチ姐さんが(いつもどおり旦那のヴァンサン・カッセルとの共演なんですけど)出演なさるというので、何を置いても観に行かねば......と思っていたのですが、結局ロードショウ中には時間が作れず見逃してしまいました。
さてこの映画まず、クレジットロールから始まります。そして、「カルネ」で肉屋のオヤジ役をやっていたフィリップ・ナオンが全裸でぶつぶつ何か言っているシーンがあります。
Penguin的には、この時点までですでに、グルグル回る縦横無尽でスター・ツアーズなカメラワークのお陰もあって、半分車酔的気分だったのに、大画面では決して見たくない系の肉屋のオヤジのダイナマイト・バディ(げろげろ)を延々見させられて、凄〜く具合悪くなってしまいました。
ゲロォ…(T┰T§
いい加減うんざりしたころ、画面が暗転。そして、男2人がどこかから出て来つつ誰かに「アレックスみたいに血みどろか? 金を払え」と声をかけられるシーンが始まるのですが......
ここまできて、おやこれは......と思ったのですけど、こりはまるで「Memento」方式でわありませんか!! をいをい.....と思いはしましたが、さすがにノエちゃん、手法はお借りしても心は売らない(笑)。時間軸は「Memento」より単純と解説者は言うけれど......斬新すぎるぐるぐるカメラワークと痛すぎる映像の甲斐あって、ずっと怖い映画に仕上がっておりました。
北野武の映像を痛いというけれど、これなんかその30倍ぐらい(Penguin調べによる)以上は痛い、痛すぎる。そして理不尽。精神的にメタメタぼこぼこにされた後に、綺麗な映像を移してくれるので、気分的にはいくらか軽く膨らんでくるけれど、最後の最後で1分以上続く閃光点滅は、弱った気持ちにとどめを刺すのと同じだす。もうちょっとでポケモン騒動みたいになりそうな気持ちがしました。
映画館で見るなら、それ相〜当〜の覚悟がいります。家でヴィデオで見るにも、相当覚悟が必要だと思います。できれば、安心できたり、心地よかったりする映画と2本立てで見た方がいいですぜ。間違ってもPenguinみたいに寝る前に大画面で見るような映画とわ言えないだすね。
Pinocchio:3月26日19:00〜 有楽町マリオン 丸の内プラゼール Data
かのフェリーニの「ボイス・オブ・ムーン」、ジャームッシュの「ナイト・オン・ザ・プラネット」、ヴェンダースの「時の翼にのって」や「ライフ・イズ・ビューティフル」などなどで有名な監督兼役者ロベルト・ベニーニが、フェリーニと立てていた企画を映画化するというのを聞いて、観に行くことを決めました。
むろんいろんな意味で「AI」(キューブリックの企画をスピルバーグが映画化したんだすけどね......)の二の前覚悟です。
さて、導入部分で相当あざといというか、くどいというか、いささか落胆させられてしまいましたが、全体を通じて見ると充分面白い出来上がりでした。フェリーニ的ではあるけれども、安易な模倣ではなく、著名な原作に忠実に仕上げていたと思います。
感激したのは、青い妖精(ニコレッタ・ブラスキ/ベニーニの奥さんで「ライフ・イズ・ビューティフル」のあの美女)の美しさと、彼女の乗る馬車を引くネズミ達!! いったいどうやって仕込んだのだろう。CGっぽくはないしな〜。それから、嬉しいのはイタリア語でのマシンガン・トーク。なんであんなにイタリア語って可愛いんだしょね〜。
それから、面食い向けには、ちょびっと情けないルシーニョロ役のキム・ロッシ・スチュアート君なんかは、なかなか見甲斐のある風情です。Penguin的に注目して欲しいのは、黒ウサギの死神!! 可愛すぎ〜 こういう死神だったらきてくれても怖くないな〜 ウサギだしな〜
とにもかくにも、童心にかえって、のんびりできる作品です。
3月19日19:00〜 有楽町マリオン日劇 5月21日19:00〜 丸の内プラゼール Data
友達と行こうと満を持して待っていましたが、どうやら年度末を過ぎるまでご多忙らしく、けっきょく辛抱たまらず見に行って参りました。まあ、2度見てもいいしね〜
さて、Penguin的には原作は、「旅の仲間」時点からまったく読み進んでいないという体たらく。なし崩し的に見てから読むという形式をとらざるを得なくなりました。
今回の特筆すべき部分はゴラムです。「ハリポ2」でもドビーというCGキャラがいい味をだしていましたが、ゴラムはキャラ的にはあちらより深い感じがいたします。それは、物語全体にも言えることですが......
実際の出演者的には、今回もレゴラス役のオーランド・ブルーム君と、アラゴルン役のヴィゴ・モーテンセンにはまりました。オーランド・ブルーム君なんかは冷静になってぢっくり写真を検証してみると鼻が曲がってたり、ヅラをとった写真なんか激笑えますけど、映画を見ている最中は気が付きませんな〜 ちなみに「レゴラス教団」という非常に怪しいサイトが御座います。はまっている方は入信なさいまし。
また、Penguinが所属している某CFCの水泳のIRは、ちょびっとナンチャッテ東洋系オーランド君でわないかとPenguinにわ見えるのですが......。
さすがにこの映画は、一気撮りしたこともあり、「ハリポ」と違って出演者が変わってしまうことはあり得ませんが、Penguinは故リチャード・ハリスが好演していた「ハリポ」のアルバス・ダンブルドア校長役にガンダルフ役のイアン・マッケラン氏を協力に御推薦もうします。実わ二人の違いが解らなかった奴ってことなんですけどね〜
戦場のピアニスト:3月5日19:05〜 有楽町マリオン日劇1 Data
予告編+チラシの1シーンに惚れ、再放送の「開運! 何でも鑑定団」で主人公ウワディスワフ・シュピルマンの実の息子が、彼の形見の時計を鑑定してもらいに出ているのを見かけ、ノンフィクションという噂を聞き、もうどんなに気持ちがへこもうとも、見に行かなければ行けない気持ちになって、そそくさと行って参りました。
こういう第2次大戦中のユダヤ物は、えてして単なる勧善懲悪モノになりやすいきらいがあることを重々覚悟しておりました。監督がロマン・ポランスキーというのも、Penguin的には「未成年者に対して猥褻行為を行いハリウッドを追われたオヤジ」というイメージを拭い得ず、あまり期待しないよう自分自身戒めておりました。
そんなPenguinの浅薄な予想を裏切って、ポランスキー監督は自らのつらい戦時体験をただ被害者的に訴えるのではなく、非常に客観的に戦争というものの非常さ無意味さを中立的に描いているところに、本当に感銘を受けました。
この映画がロードショウされた時期が、ブッシュ戦争と微妙に交わっているのでとても不思議な感じがありますが、戦争の無意味さ、戦時下に大儀の名の下に人間がどのように自らの行動を安易に正当化するものなのか、考えさせられました。
ユダヤ人が今イスラエルで行っていることは、かつて自分たちがナチスから受けた仕打ちをそのままパレスチナ人たちに行っているだけにすぎないということを、しみじみ思いました。ユダヤ教からすれば同じ旧約聖書を信奉する異端のイスラム教徒など、徹底的に殲滅すべきモノだと思っているようにしか見えないのですが......
総てが破壊された町中で、ゲシュタポに命令されて弾き始めるソナタの美しさ。
この世の中にはこれほどまでに美しいモノがあるのに、どうして人間は美しいモノを大切に生きていくことができないのか、戦争が始まってしまって以来、このシーンを思い出しつつ日々思い続ける今日この頃ザンス。
Red Dragon:2月26日19:00〜 日比谷スカラ座 Data
レクターものなら、何が何でも見なければならない!!!! という小説「ハンニバル」を読んで以来の妄執にとりつかれて、見に行って参りました。
友人の間では、いちばんつまらない作品と太鼓判を押された原作「レッド・ドラゴン」で、読み始めては見たのですが、聞きしにまさる読みづらさで実際のところ積読じょうたいでございます。
しかし、エドワード・ノートンをはじめとする、オールスターキャスト(アンソニー・ホプキンス、レイフ・ファインズ、ハーヴェイ・カイテル、エミリー・ワトソンなどなど)を考えると、映画ではいいかもしれない、とついつい期待してしまうのでした。
さて内容をば。冒頭にハンニバルが主人公のグレアム捜査官に逮捕される経緯があり、非常に簡単だけど解りやすく描かれていたと思います。しかも、このシーンでは、ちょいナヨ系に戻ったノートン君が、クラリス的な関係をレクターちゃんと作り上げていたことにちょびっと感激(笑)。レクターちゃんはたぶんストレートだと思うけど、セラピスト的にお相手は出来ると思うんだな(アホ)。
作品中、ノートン君演じるグレアム捜査官が、凄惨な現場およびその写真を見ながら、連続殺人犯にシンクロするように検証していく姿は、非常に生々しく感じられました。プロファイルって、才能があればあるほど、相当ヤバイ作業なんじゃないかと思わずにはいられません。
ところで、ジャック・クロフォード(クラリスの上司)役がハーヴェイ・カイテルってのはどうよ。ワイルドすぎない? やはしスコット・グレンだしょ〜 でないとPenguin的にはとても満足がいきません。クラリス役がジュリアン・ムーアに変わったことより、衝撃はでんでん大きい(爆)ざんす。
他の出演者としては、犯人役のレイフ君は体をずいぶん絞り込んで、連続殺人犯役を相当入れ込んでやっておられるし、エミリー・ワトソン姐さんは盲目の役どころを完璧すぎる演技でこなしておられ(目玉が動かなすぎて恐いお〜)、みんな実力者ばかりなので安心して見ることができます。
レクターちゃんはなんと10sも減量して、「羊たち」より若い設定の役柄に挑戦しておられました。しかし、努力は認めるけどちょっと難しかったけど......
とにもかくにも、Penguinは絶対原作よりこちらを先に見られることをお勧めいたします。
そうそう、「羊たち」で最後に食べられちゃった(に違いない)かのチルトン院長も、配役も変わらず(っていうかアンソニー・ヒールド以外誰もあの役は出来えない(爆))、相変わらず可愛らしかったっすよ〜
Bourne Identity:2月19日水曜日19:05〜 有楽町マリオン日劇2 Data
マット・デイモンが、超カッコイイ役をやっている!! という噂は聞いていました。そして、この映画のあらすじ---記憶を無くした男が自分のアイデンティティを取り戻すお話---というのも、知っていました。それで、どうしようかと迷っているとき、この映画の原作がロバート・ラドラムの「暗殺者」であることを知って、やはり、見に行こうと心に決めました。
ただ、正直に言わせていただくと、このマット・デイモンは、Penguin的には本当にどうでもいい役者さんなので、彼のファンが何をほざこうがどうでもよかったのです。他の出演陣も彼同様、実力はあれども非常〜に地味〜な役者さんのみ勢揃いだったので、興味があるのは、「記憶喪失」の1点のみだったのです。
さて、見終わった後の感想としては、
惚れた
の一言に付きます。いいえ、あくまで掘れたというのは、マット・デイモン本人ではなく、ジェイソン・ボーンにですが......
最近、でんでんタイプでもなんでもないばかりか、どちらかというと嫌いなタイプの顔の役者に填ることがままありまして、Penguin的には非常に納得がいかなくて不本意しきりなのですが、マット・デイモンもそのうちの1人になってしまったのです。
ほかには、ニコラス・ケイジ。あぁ納得できない......パチンコのCMに出ている彼を好きだなんて死んでも思わないで下さい。私はあの顔の造作がが本当に心から嫌いなんです。でも、彼が役を被って天使役なんかしたりしていると、ふっと「あっ今の顔綺麗!!」などと不覚にも思ってしまう瞬間があるのです。自分自身で、そういう自分のありうべからざる新たに発言した変な感受性が、凄〜〜〜く嫌なんですけど、マット・デイモンについても本日からそういう症状に陥ってしまったようでございます。
まず、出始めから記憶を無くしたジェイソン君が、困った熊さん的な表情を連発するのです。こういう途方に暮れた表情にからきし弱いPenguinは、思わず うるうるっ としてしまいます。
その表情とはいうなれば、「レオン」のジャン・レノ(ちなみにPenguinは彼の顔は大好きです)がマチルダと応対するときの表情なんかいいですな〜。ツオイ男の困った熊さん顔は本当にたまりませんな〜
そういう状態で、"をいをいそりは反則だろう"と思いつつも見ていると、今度は、英語しかできないはずという記憶喪失のシチュエーションから、実わドイツ語もフランス語もぺらぺら、という実態への変化が、またもやぎこちなくもスムースに移行してしまうところで、頭のいい人に弱いPenguinの琴線は、じゃらんじゃらんとかき鳴らされるのです。
かててくわえて、彼が3ヶ月間かけて鍛え抜いたというアクション技が、とにもかくにも控えめで上品にちりばめられます。MI2でのトムクルーズのこれ見よがしなあざといロッククライミングシーンやアクションシーンとは天と地ほども違うのです。
たとえば、追いつめられたあげくに壁の1pばかりのブロックの出っ張りを使っての3点支持のさりげない技や、敵を倒す技の無駄のない簡潔さ迅速さは、なんだかとても現実的でそれがまたしゅてき〜
というように、Penguinにとっては甚だ不本意ではありますが、この映画のジェイソン・ボーンを被っているときのマット・デイモン君は確かに凄くカッコイかったです。
ついでながら、ストーリーも面白かったです。このジェイソン・ボーンが主役の原作がまだあと2作ほどあるということですので、Part2とか3とかでそうですな〜 複雑な心境ながら......楽しみザンス。
Gangs of New York:2月12日水曜日18:50〜 丸の内ルーブル Data
ディカプリオ君とキャメロン・ディアスちゃんと、靴屋の修行で役者を辞めていたダニエル・デイ・ルイス君が出演するということだけでも、見に行く価値はあるっっっっっと言い切ってしまいます。しかもコスプレだし〜(激爆)
絵的には、最近とみに男らしい厚い胸板になってきた(太っただけともいう)ディカプリオ君や、キャメロン・ディアスちゃんの珍しいコスプレ姿が、思う存分堪能できます。
内容的には、人によって賛否が出る映画だとは思いますが、南北戦争あたりのアメリカ史を簡単に知るには、そうとういい映画だと思います。
アメリカ近代史に真っ暗なPenguinがびっくりしたのは、当時アイルランドから週1万人以上もの移民が半難民的にやってきていたということ。そして、300ドルの徴兵免除金を払えない、こういう半難民的な移民者がリンカーン率いる北軍として徴兵されていたこと。マンハッタン島では、19世紀初頭からすでにギャング集団が暗躍していたこと。などなど。
NHK大河ドラマで日本史を再修学しているPenguin的に言うと、これは絵で見る近代アメリカ史的な重要物件として、超お勧めの1本ザンス。
Iris:2月7日(金曜日)19:00〜 シネスイッチ銀座2 Data
「幾千の言葉を失って、私たちはやっと愛に辿り着いた」というキャッチコピーとアルツハイマー症の妻を愛し続ける夫という大筋に惹かれて見に行って参りました。
主人公である夫妻は、実在の人物で、「イギリスで最も素晴らしい女性」といわれる作家・哲学者のアイリス・マードックと、その夫で同じく作家・文芸評論家のジョン・ベイリーです。この夫ジョンがアイリスについて書き綴った原作を映画化したものなのです。
晩年のアイリスを演じるジュディ・デンチは、アイリスの恐怖感と、次第に病状の進んでいく彼女の姿を、恐いほど細やかに見事に演じきっておられ、本当に恐れ入りました。もちろん夫ジョン役のジム・ブロードベントも渋い役どころを地味ながらしっかり演じておられました。役者に関しては何も問題はありません。無論物語に関してもですが......
実際Penguinはアルツハイマーの方と接した経験がないので、メディアや知人の体験談から得られるごく限られた情報から想像するのが関の山ですが、そういう状態の人に何年も毎日付き合っていくことは、想像の枠を遙かに越えて大変なことではないかと思います。
ですから、人生のほとんどの時間を才能溢れる彼女を崇拝するように愛していた夫が、アルツハイマー症の進んだアイリスに対して本当に「幾千の言葉を失って、私たちはやっと愛に辿り着いた」と思えていたのだろうかと、ふと疑問が湧くのです。映画では、2人の生活風景を比較的リアルに表現していると思いますが、このキャッチコピーは本当のところはどうだったんだろうと思わずにはおられないのです。
過去のアイリスへの様々な想いがあったからこそ彼は耐えて行けたのだと思うし、大いなる同情とともに情愛の念も湧いてくるわけで、たどり着くというよりは、それまでとは違う意味での「愛だけが残された」というべき出はないかと思うのです。
以前アルツハイマーに関する話で、「アルツハイマーだからといって何も感じないわけではない。優しくされているとか、冷たくされているとか、そういうことを感じているような表情を浮かべることがある」という意味合いのことを聞いたことがあります。
そういう反応に夫が気づいていけたのであれば、それを縁に彼女を見つめ続けることは出来たのではないかと思うのですが......何はともあれ、これだけ愛されてみたいなどと思ってしまう、薄愛のPenguinでした。
うん、やはし「幾千の言葉を失っても、私たちには愛だけは残された」の方がいいと思うにゃ〜
カンパニーマン:1月29日19:20〜 有楽町ニュー東宝シネマ Data
あの「Cube」のヴィンチェンゾ・ナタリ監督の長編第2作目とあって、予告編を見たときから絶対に観に行く!! と決めていました。5年前「Cube」を2度見て凄い監督が出てきた!!!!!! と観劇したのが5年も前だったなんて、しかもその後でんでん映画を撮ってなかったなんて、ちょっちびっくりで、もういくつ寝るとロードショウ〜的に楽しみにしていたのでありました。
なのになのに、25日に財布を落としてしまい、ここ4日ばかりは失意のズンドコで、この精神状態で彼の映画を見ると、もっと落ち込む可能性が多大にあり(「Cube」を見た人は解るはず......)、どうしようかとさんざん迷ったのですが、1月31日に終了してしまうという、嘘のような本当の情報を入手したからには、見る機会は今日しか残されておらず、意を決したしだいです。
さて、結論を先に申し上げますと、3週間で終了してしまうなんて誰がなんと言おうと絶ぇ〜っっっっっっ対にもったいないです。凄くいい。前作「Cube」よりも、はるかにわかりやすくなっているし、一般人向けになっているのに、しかも彼の世界観は全く壊されていないどころか、さらに奥深く寝られたモノになっていると思うのです。
これは企業スパイ映画&近未来映画を装ってはいますが、先日見た「Minority Report」なんかより(あれはあれでオチ以外は面白い映画だと思いますけど......)ずっとはるかに、いろんなことを考えさせられる、たぐいまれなる映画です。脚本のブライアン・キング君も今回が長編は初めてという情報に耳を疑うほど。よくぞこの物語を映像化してくれた、と思います。物語を充分に活かす彼の映像センスがPenguin的には本当に琴線を揺さぶられます。
「Cube」のときから感じていたのですが、彼の作る映画はどことなくキューブリックの雰囲気がただよっているのですが、今回、プログラムをみたら、影響を受けた監督として、キューブリックとディヴィッド・リンチの名前があがっておりました。それを知って、電車の中で思わずのけぞってしまったのは、Penguinの大好きな監督たちだからです。
「みんなが同じ映画を作ってもしかたない」から5年間自分が映像化したい作品の登場をまったというエピソードは、なんか凄く頷けます。
キューブリックが亡くなって、つかみ所のない、見る側の想像力を極限にまで押し広げてくれるような映画を、スタイリッシュに想像してくれる人が、また1人消えてしまった喪失感にくれておりましたが、彼の2作目を見るにつけ、「AI」も「Minority Report」も彼にとってもらいたかったとしみじみ思う今日この頃です。
ロードショウは終わってしまいますが、見られる機会があったら絶対に見た方がいい1本です。お陰で落ち込みを払拭できました。う〜ん映画って本当にいいっすね〜〜〜
Minority Report:1月8日19:00〜 有楽町マリオン9F 日劇1 Data
トム・クルーズの映画を見たいという気持ちは100%ないのですが、奴が出演する映画はなぜかPenguinの琴線をかすかに掠める部分があるのです。
この映画に関しては、殺人事件の予言者たちが大切に保護されているセンターのシーンと予言で殺人犯を逮捕するというシチュエーションです。映画のこういった背景に関しては、ほとんどPenguinの希望通りの映像を鑑賞することができましたので、期待していたモノの最低限度はGetできはいたしました。
ただ、「AI」でも痛感したのと同様に、スピルバーグには「退廃」という空気を表現する力量が皆無であり、退廃故の暗さや悲しさ美しさには映像的に無縁の人なのです。この映画にそういったものが負荷されればどれだけ深みが出たか......と思うと大変もったいない気持ちがしますが.....基本的にPenguinは、スピルバーグの旬を「ジョーズ」までだと思ってますから、それはいたしかたのないことだと諦めております。
ストーリー的には、最後の大どんでん返しが結局単なるハッピーエンドに終わってしまっているところが、救いがたいとついつい感じてしまうのです。できれば、見終わってドヨドヨ〜ンと暗く重い気持ちにしていただいた方が、映画としては成功だったと思うのですが、いかがでしょうか。
主演のロビン・ウィリアムズが「インソムニア」以来ちょびっと悪役付いているのですが、前作以上の悪役を目指した1作といっていいでしょう。
むろん彼の演技力に関しては、今更言う必要もないのでここでは省かせていただきますが、ストーリー的にいえば目の付け所というか発想が結構怖いかも。スーパーの現像係がストーカーになるというのは、思えば充分あり得る話だけれども、通常自分の撮った写真を継続して見続けている人間がいるなんて考えないじゃないですか。
その隙間に目を付けたところが素晴らしい、とPenguinは絶賛します。
ただし、終わり方が今一つというか、まあこんなもんだろうというか、もうちょっと過激に救いがない状態でいていただいた方が納得はいったんですけど.....
お金を払っても観に行こうと思っていた映画を超ちっちゃい画面であろうが見られたことは、ラッキーでした。
これは、大画面で見る必要はないかもな〜っという作品でした。
ジェニファー・ロペスがいい役をやってます。
いわゆる、ドメスティック・バイオレンスを題材に大どんでん返し的なアクション映画に仕上がっており、彼女のファンでなくてもそこそこ楽しめるはずです。
ついでに、あのジュリエット・ルイスが、ずいぶんと落ち着いた姐さん役で出演しておられ、ちょっとびっくりしました。最近でんでん見なかったので、健在ぶりを見られてよかったです。
Penguin的にちょびっと言わせていただけることがあるとすれば、「1カ月じゃ、何が何でも絶対あんなには達人にはなれないよ〜」です。
ご覧になって共感いただければ幸いです。
映画館では見る気がしなかった映画ですが、タダとなればとうぜん見るでしょう、なんといっても話題作なんですからな〜。
何で見る気がしなかったかというと、どう考えてもハリソン・フォードを初めとする出演者が、ロシア人には誰がなんと言っても絶対に見えないからです。
商業的にハリソン・フォードが外せないとしても他の出演者は、せめてロシア人できれば純粋なスラブ人俳優を使ってほしかったというのが第一にあったからです。たとえそれがハリウッド映画だとしてもです。
内容を見た感想としては、全体的には無難にうまくまとまっておりますが、ハリソンはたとえどんなに名演技を披露していたとしてもアメリカ人ざんす。
そして、せっかくハリソン・フォードを起用しても商業的に成り立たせたい希望を持っているのだったら、被爆して死んでいった人たちをもっとドキュメンタリーチックにとるべきだったのではないかと思います。
世界で唯一被爆した国の広島の隣接県に育ち、多感な小学時代に修学旅行で原爆記念館を体験し、前の職場は発電関係のコンサルティングだったお陰で、数年前の常陸那珂での被爆事件を現場関係者に非常に近い立場で経験し、しかもNHKで放映された常陸那珂の被害者の死に至るまでの闘病記録を再放送まで見てしまったPenguinとしては、被爆した人たちがたどるいきさつが、ただの事故で死んだ人たちとほぼ変わらなく表現されているその姿を見るにつけ、こんなんだったら大枚をかけて撮影する必要なんかないんじゃないかと思われました。
被爆して命を失うという危険性をかけて、世界を救ったという人々がいたことを白日の下に出し、それを非常にきな臭いこの時期にロードショウするのであれば、彼らをただ単純に美化するだけではなく、実際に被爆した人間がどのように悲惨な死を迎えることになるのか、どんなにグロテスクになろうと描くべきだったとPenguinは思うのでありました。
そういう意味で、これはお金を払う価値のない映画だと、あえてPenguinは言います。ビデオで充分です。
Penguin的には1度だけ見かけた、この映画の日本向けCMで、エレベーターに乗るタイプのものが本編よりもウケましたね。「君たちと一緒に乗り組めたことを誇りに思う......」とサラリーマンのオヤジがいうやつです。